警察ミステリー小説30選

書籍

1、64(ロクヨン) 横山秀夫

本作の主人公『三上義信』は元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官。

そう、広報官なのです。

つまり、刑事のように事件捜査は直接行いません。正真正銘『警察小説』でありながら、主人公が刑事でない。ゆえに捜査を行わない。という、かなり独特な作品です。
元々横山秀夫の作品は、刑事以外の警察関係者を主人公にした作品が多く、それでいて完成度がメチャクチャ高いという作品を世に送り出してきました。

本作もそんな作品の一つになります。そして最高傑作。(現時点での)

話の内容は、現在と過去の事件(これが『ロクヨン』と呼ばれる、昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件)が交差しながら進んでいきます。

記者クラブ、刑事部、警務部、の争い中各陣営の思惑と利害が複雑に交差する展開は、続きが気になって、どんどん読み進めてしまいます。そして驚きの展開が・・・

2013年国内ミステリベストテン2冠、2016年日本人初の英国推理作家協会(CWA)のインターナショナル・ダガー賞候補作。

2、警官の血 佐々木譲

警察官の親子三代の人生を、戦後から平成にかけて描いた小説。

 

警官の条件

 

 

3、制服捜査 佐々木譲

駐在所に単身赴任することになった

 

4、隠蔽捜査 今野敏

 

 

5、犯人に告ぐ 雫井

 

 

6、教場

 

 

7、機龍警察 月村了衛

 

 

8、新宿鮫 大沢在昌

 

 

9、禿鷹

 

 

10、W県警の悲劇 葉真中顕

 

 

11、孤狼の血 柚月裕子

 

 

12、第3の時効 横山秀夫

 

 

13、笑う警官 佐々木譲

 

 

14、陰の季節 横山秀夫

 

 

動機

 

15、ストロベリー・ナイト

 

 

 

16、新参者 東野圭吾

 

 

17、レディー・ジョーカー 高村薫

 

 

マークスの山

 

 

18、盤上の向日葵 柚月裕子

 

 

19、殺人鬼がもう一人 若竹七海

 

 

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