【歴代】厳選おすすめ漫画123選【少年漫画・青年漫画編】(昭和・平成・令和)

漫画

 

今まで読んできた漫画の中で、面白くておすすめできる作品をご紹介します。
出来る限り完結している作品を中心にチョイスしましたが、「これは!」という作品は、連載中のものでもランキングの中に入っています。
また、ランキング形式にはしていますが、独断と偏見で選考しておりますので、あくまでもおおよその目安と考えてください。

比較的有名な作品を中心に選出してありますが、個人的におすすめしたいものは、あまり知られていなそうなものであっても選出しております。

 

1、ハンター×ハンター 冨樫義博 集英社(週刊少年ジャンプ)

主人公『ゴン』が仲間とともに冒険して成長していく物語。基本はゴンの成長物語であり、当初はゴンが父親の『ジン』を探すためハンター試験を受けるところから始まる。
ハンター試験では『クラピカ』『レオリオ』『キルア』と仲間になりながら、進んでいく・・・。

作者の作家性から、謎解きや細かい設定等を多用した、複雑なストーリーが展開される。念能力という特殊能力を使ったバトルや、戦略性の高い駆け引き等、戦闘においても通常のバトル漫画とは違いかなり複雑に展開されます。(そこが面白いのですが)

難点をあげるとすれば、休載が多くなかなか先に進まないことです。

2、うしおととら 藤田和日郎 小学館(週刊少年サンデー)

妖怪退治を通して主人公が成長していく冒険漫画の王道。
本作の魅力は数多くありますが、代表的部分を3つご紹介します。

・主人公『うしお』の真っすぐさ。これぞ少年漫画の主人公といった感じで、真っすぐな性格をしており、負けず嫌いでガッツがあり、それでいて優しさも持っている。

・『うしお』と『とら』との友情。出会った当初は『うしお』にとって『とら』は油断できない相手であり、『とら』にとっても『うしお』は邪魔な存在でした。そんは二人が旅を通して徐々に信頼関係を築いていきます。

・妖怪たち。敵妖怪から味方になってくれる妖怪まで数多くの妖怪が登場します。かなりグロテスクで怖い妖怪から、悲しい過去を背負った妖怪など様々です。

上記に挙げた3つ以外にも、もちろん面白い要素はたくさんあります。ストーリーであったり、物語を彩るキャラクターであったり。個人的には、とある妖怪に家族を殺され、復讐にのみ生きる男『ひょう』が好きです。

<あらすじ>
主人公『うしお』は自宅の蔵の地下で、金髪のとらの姿をした妖怪『とら』を封印していた『けもののやり』と呼ばれる槍を抜いてしまう。そこから始まる大冒険。

3、ジャイアントキリング   講談社(週刊モーニング)

監督が主人公という異色のサッカー漫画。
主人公の『達海猛』は元プロサッカー選手で、現在は引退をして監督をしている35歳。
選手時代は海外でもプレー経験があり、視野の広さと華麗なプレーで観客を魅了していた。
しかしケガが原因で選手を引退。そして現在しているのが監督となる。
本作はサッカー漫画ながら、主人公が監督という、ちょっと変わった作品です。
メインとなるのは日本のプロサッカーリーグ。ETU(East Tokyo United)という東京が本拠地のクラブチームの監督に達海が就任することで物語は大きく動き出す。
ETUはかつて達海が所属していたチームであり、現在は1部リーグにはいるものの毎年残留争いをしている弱小チームになっていた。
就任当初は選手との溝などがあり、なかなか勝つことができいでいた。
はたして達海はどうするのか?優勝することはできるのだろうか?
本作はの主人公は監督である『達海猛』ですが、『椿大介』というプレーヤーとしての主人公もいます。むしろ『椿大介』の成長物語であるといってもいいくらい、椿の成長が楽しみな漫画でもあります。
もちろん、他にも一癖も二癖もあるキャラクターがたくさん登場するので、いろいろなキャラクターの成長が楽しめる漫画になっています。
ちなみに「お前の中のジャイアントキリングをおこせ」は名言中の名言です。

4、ワンピース 尾田栄一郎 集英社(週刊少年ジャンプ)

少年漫画の王道にして最高峰。もしまだ読んだことがない人がいたら、その人は幸せ者です。至福の時間を味わうことが出来るのですから。

キャラクター、設定、ストーリーなどなど、全てがハイクオリティー。巧妙に張り巡らされた伏線など、読めば読むほど面白くなる。

見どころが多すぎてとてもじゃないが説明しきれないので、ひとまず騙されたと思って読み始めることをおすすめします。

5、東京リベンジャーズ 和久井健 講談社(週刊少年マガジン)

往年のヤンキー漫画『特攻の拓』『湘南純愛組』『カメレオン』等にタイムリープを掛け合わせた、新機軸のヤンキー漫画。ヤンキー漫画の要素に、タイムリープが加わる事でミステリーの要素が追加された、なつかしさと新しさが同居しており斬新さを感じる。

作者は過去作にスカウトの世界を描いた『新宿スワン』などがあり、暴力や裏社会を描くことに定評がある。そのためヤンキー漫画との親和性は高く、面白い作品となっている。

昔のヤンキー漫画を知らない世代には新しいものに感じ、昔のヤンキー漫画を知っている世代には懐かしさを感じさせる作品となるであろう。

6、ミステリというなかれ 田村由美

ドラマ化も決定し、今一番勢いのあるミステリー漫画。作者は『BASARA』『7SEEDS』の田村由美。まさかのミステリー漫画かと思いきや、メチャクチャ面白い。ミステリーとしての完成度もさることながら、主人公のキャラクター造形が秀逸。というかキャラクター立ち過ぎ。名前からして特徴的でその名も『久能整(くのう ととのう)』という。天然パーマの青年で、超マイペース。最初の事件で、犯人にされてしまうのだが、慌てる様子もなく、淡々と事実を積み上げることで、冤罪を晴らしてゆく。

7、呪術回戦

アニメ化もされ、映画も発表された今、最も注目されている作品と言っても過言ではない本作。数多くの漫画などから影響を受けながら、自身の作品にうまく取り込んでいる。

8、ちはやふる

競技かるたがテーマ。

9、3月のライオン

将棋に呪われて、将棋に救われている少年の物語。

将棋を通して様々な人が描かれている。中心は主人公だが、対局相手であったり、周りの人間であったり登場人物は様々。

基本はシリアル路線だが、ところどころで挿入されるギャグ要素が面白く、シリアスシーンをより印象的にしている。

10、おおきく振りかぶって

埼玉県が舞台の高校野球漫画。創部1年目の野球部は全員が1年生というちょっと変わった学校です。
本作はストーリーや登場人物もさることながら、『最新のスポーツ科学』が盛り込まれていることが特徴的です。要所要所でスポーツ心理学や栄養学、スポーツ医学などを取り入れながら、メンタルトレーニング、体づくり、けがをしないトレーニングなどをしていく様子が描かれています。
それは練習中はもちろん、練習後のミーティングや、食事のシーンでもです。
さらには試合中の監督同士の駆け引きや指示(サイン)の応酬など、選手以外にもスポットを当てながら、試合も進行したりします。
もちろん話しの中心は選手になりますので、登場キャラクターも個性的になります。
自分に自信がないのに投げるのが大好きなピッチャー『三橋』、理論派のキャッチャー『阿部』、才能の塊『田島』、パワーなら上級生にも負けないがまだまだ粗削りな『花井』などなど。もちろん運動が得意なやつだけが集まってきているわけではなく、それほど得意でもないけど野球が好きという部員もいるところがリアリティーを増します。
監督が女性というのも現代的です。
そして始まる夏の大会。はたして彼らはどこまで勝ち進むことができるのでしょうか?
新しい野球の面白さを伝える青春野球漫画、今ここにプレイボール!

11、進撃の巨人

この度、めでたく完結を迎えた本作。絵柄に癖があるので実は読んだことが無いという人もいるのでは?しかしあえて言おう。損をしています!

12、スラムダンク

バスケ漫画の金字塔。不滅のバスケ漫画。
もはや説明不要なのでは?と思ってしまうくらい、おそらく皆さん知っているのではないでしょうか?
それでもスポーツ漫画といえば、これを挙げないわけには行かないのが、そう『スラムダンク』です。
主人公は湘北高校1年『桜木花道』。赤い髪がトレードマークので周りのヤンキーからは恐れられている。身長が高く、体格も良い。その体格を見て「バスケが好きか」を聞いてきた同級生『赤木晴子』に一目ぼれする。バスケ経験が無いにもかかわらず、晴子のすすめでバスケ部に入部して・・・。
桜木は最初、赤木に勝負を挑みますが、もちろん手も足も出ず。しかし桜木は持前の運動神経を活かしてのディフェンスで才能の片鱗を見せます。
(こういった才能の見せ方が上手い。今後の期待感を高めますよね。)
とまあ、こんな感じが冒頭になります。その後数々のドラマが待ち受けており、数々の名キャラクターも登場します。
まずは『ゴリ』。チームのキャプテンで、ゴリラのような風貌からついたあだ名が『ゴリ』。本名『赤木剛憲』。
晴子のお兄ちゃんなんですけどね。
他にも個性的なチームメイトが登場。
晴子が片思いの相手で桜木が勝手にライバル視している『流川楓』。クール(というかバスケ以外に興味がない)なイケメンで、ファン倶楽部すらある。
また先輩の2年生『宮城リョータ』。一時期けがで離脱し不良になっていた3年『三井寿』。そんな三井、赤木とともに入部時に全国を夢見たもう一人の3年生『小暮』などなど。
その他魅力的なライバルたちも登場しますが、是非作品をご覧ください。

13、キングダム

場所は中国、時は春秋戦国時代。覇権を求め、多くの英雄がしのぎを削る世界。
主人公『』は天下の大将軍を目指し、日々鍛錬を重ねる少年。

14、弱虫ペダル

自転車が好きな人にはたまらない。
TREKやGIANTなど色々なメーカーの自転車が出てくるのも楽しい。
自転車が好きな人はもちろん、そうでない人も虜にする青春ロードバイク漫画!
主人公『小野田坂道』は小さいころからママチャリで秋葉原通いを続ていた。その距離往復90km。
高校入学後、アニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中。
そんな時、同級生の『今泉俊輔』が、アニメ・漫画研究部への入部をかけて小野田に自転車勝負を挑むのであった。
それはなぜか?
小野田坂道が入学した総北高校は坂の上にある学校で、小野田はママチャリで上り坂を激走していた(しかも鼻歌交じりに)。それを見た『今泉俊輔』は驚愕、そして勝負したくなったからである。
小野田の武器はハイケイデンス(ペダルを早く回すこと)。高回転でペダルを回せば早く走れるのだが、それには強靭な心肺機能が必要。坂道は幼少期からの秋葉原通いで知らず知らずのうちに鍛えられていたのだ。
はたして勝負のゆくえは・・・?
とまあこんな感じで物語は始まります。
ストーリーの中心はインターハイでのレースになります。1チーム6人のチーム戦で行われます。ツールドフランスなどの実際のプロの自転車レースを、TVなどでご覧になったことがある方はイメージしやすいかもしれません。平坦コースあり、山岳コースありの長距離コースをチームで連携しながらゴールを目指すことになります。
小野田はなにより自転車に乗っていることが楽しくてしょうがない。
それに仲間の期待を背負い、仲間に追いつくために走るとき、その能力は輝きを増す。
そんなキャラクターなので、読んでいて応援したくなりますよ。

 

15、ハイキュー

熱い展開が好きな人は全員読むべし!
宮城県烏野高校バレーボール部が日本一を目指す、バレーボール漫画。
本作の魅力はなんといっても主人公の『日向翔陽』。バレーボールの技術はまだまだ未熟だけれども、底なしの体力とバレーボールに対する情熱は誰にも負けない。
身長の高い選手が有利なバレーボールにおいて、日向は小さいという圧倒的なハンデを背負っています。かつバレーボールの環境に恵まれなかったゆえの、技術力不足というハンデもあります。それでいながら、類まれなる運動能力とジャンプ力で他の選手と同等かそれ以上の活躍を見せます。
日向の才能(ジャンプ力や運動神経)が発揮されるシーンはもちろん、練習や試合を通して足りていなかった技術や経験が改善していくシーンも、読んでいてテンションが上がります。
他にも、不遇の天才セッターや、どこか冷めている頭脳派ミドルブロッカー、過去にトラウマを抱えるエース、みんなを支えるキャプテンなどなど、魅力的なキャラクターが満載です。
一言でいえばバレーボール版スラムダンク。(スラムダンクを知らない人は5位に登場します。)
そのほかにも各学校ごとに戦い方のコンセプトが違ったり、それにともなう戦略・戦術など特徴が出ています。
バレーボール初心者にも分かりやすいように、登場キャラクターにバレーボール初心者を登場させ、経験者や詳しい人から解説してもらうシーンを多数盛り込むので、バレーボールを知らない人でも、自然とルールなどが理解できるように工夫されています。
また名言も多く読んでいてポジティブになれる漫画といえます。

16、はじめの一歩

いじめられっ子の高校生『幕ノ内一歩』はプロボクサー鷹村と出会ったことで、運命が変わり始める。
主人公は『幕ノ内一歩』。いじめられっ子の高校生。河原でいじめられていたところを、プロボクサーの鷹村に助けられ、鴨川ボクシングジムに連れてこられる。
そこで試しにサンドバッグをたたいたことから、一歩のパンチ力が判明。一歩のボクサー人生が始まります。
本作品は、主人公『一歩』と数々のライバルとの激戦だけでなく、先輩の『鷹村』や『青木』『木村』、ライバルの『宮田』『間柴』などの試合も詳細に描かれています。
各キャラクターにスポットがあたるので、物語に膨らみがあります。(長いと言えなくもないのですが・・・)
迫力のあるボクシングシーンは必見です。
また、シリアスなシーンの合間合間に挟まれる、ギャグ的なシーンがとても面白いです。

17、ゴールデンカムイ

北海道を舞台に隠された財宝をめぐり、主人公や日本軍がお互いの命を懸けて争うデスゲーム。

18、ワンパンマン

どんな相手でもワンパンチで倒してしまうようになった男『サイタマ』の悲哀を描いたバトルギャグマンガ。バトル演出が秀逸。

ストーリーはヒーローもの。

 

19、のりりん

初心者自転車漫画。

交通違反がきっかけで免停となり自動車に乗れなくなった主人公が、ロードバイクに目覚めていく話。ロードバイク初心者の主人公が周りの人に教わりながら、徐々にロードバイクの魅力にハマっていく様子が描かれているので、ロードバイクを始めたい人におすすめ。また、登場キャラクターの中には自転車にとても詳しい人もいるので、ロードバイクの歴史やマニアックな内容などもあり、ロードバイクの経験者やベテランも満足できる内容となっている。

20、カペタ

主人公『平勝平太(通称カペタ)』が、F1レーサーを目指す物語です。
少年時代にカートレースに出会い、少年時代はカートレースで経験を積み、その後フォーミュラマシンにステップアップしていく、というストーリーです。
作者の曽田正人は、才能のある人の才能が開く過程を描くのが上手いく、読んでいてとてもわくわくします。
カペタは幼いころに母を亡くし、父親との二人暮らしの少年。そんなある日、父親が捨てられていた材料からカートレースのカート作り、カペタに渡しました。カペタはカートの魅力に魅せられ、カートにのめり込んでいきます。そしてどんどん上達していくのでした。
そしてカペタは永遠のライバルともいえる存在に出会います。いや、ライバルとも親友ともいえる存在です。
カペタの前に立ちふさがるのはライバルだけではありません。それは資金難です。
お金のかかるレースの世界で、特に資産家でもないカペタはレースを続けていくこと自体とても難しいという現実が突きつけられます。
カート時代は、父親の勤めている会社の社長がスポンサーになってくれたりして、何とか続けることが出来ました。
モータースポーツは例外なくお金がかかるスポーツであり、そういった事情もきちんと描かれている部分にリアリティーを感じます。

21、ベイビーステップ

高校を舞台にした論理的テニス漫画。
主人公の『エーちゃん』こと丸尾栄一郎は、15歳の高校1年生。成績は小学校の時からずっとオールAの超優等生。エーちゃんノートと呼ばれる参考書以上の完璧なノートを作成するくらい、超真面目で成績優秀。
そんなエーちゃんであったが、ひょんなことから、隣りのクラスの同級生の美少女『鷹崎奈津』にノートを貸すことになる。そのノートの完璧さから完全に変人扱いされてしまうのだが。
エーちゃんは高校生になってから、運動不足解消のため運動を始めようと思っていた。親からの薦め(というか命令)により近所のテニススクールに見学に行くことになる。そこで見たのはテニスに打ち込む『鷹崎奈津』であった。見学だけのつもりだったのに、成り行き上練習に参加することになり、自身の体力の無さを痛感してしまう。そして奈津に問われるのである「何をしている時が一番たのしいの?」と。プロテニスプレーヤーを目指しているという奈津の言葉に驚き、そして自分自身の将来に疑問を抱くようになるエーちゃん。
はたしてエーちゃんの将来はどうなっていくのか・・・?
というのが冒頭の展開です。
エーちゃんもテニスの魅力にハマっていくわけですが、ノートを使った分析スタイルや、もともとの真面目さからのストイックな練習、論理的な思考など、従来のスポコンものとは一線を画すキャラクターになります。
初心者というハンデがありながらも、持ち前の頭脳と真面目さでどんどん成長していく部分はとてもわくわくしながら読むことができます。
何かを始めようとしている人におすすめの作品です。

22、るろうに剣心

明治維新後の明治時代を舞台に、伝説の人斬り”人斬り抜刀斎”こと『緋村剣心』の活躍を描いた作品。
幕末に「人斬り抜刀斎」と恐れられ維新志士側として、幕府側の要人を殺しまくった剣心。とある事件をきっかけに人斬りを引退。その後は「不殺」(ころさず)の誓いをたて、身近な人を守ることに剣を振るうようになる。

週刊少年ジャンプ連載ということもあり、少年漫画的な必殺技やキャラクター、迫力のある刀による戦闘など、読者を飽きさせない内容となっています。
また、終盤は周到な伏線とその回収など、とても完成度の高いストーリーとなっています。

週刊少年ジャンプの低迷期を支えた1作。

23、幽遊白書 冨樫義博 週刊少年ジャンプ

冒頭で主人公が死ぬという衝撃の幕開けをする幽遊白書。そのため、序盤は幽霊としてヒューマンドラマな展開で物語は進むことになります。
その後生き返り、幽界探偵として妖怪と戦うことになります。

生き返った後は少年漫画的な展開になりますが、生き返る前の序盤はやや青年誌的な物語となっています。

幽遊白書の特徴としては、少年漫画らしいストーリ展開の中にも、どこか王道的でない「危うさ」とでもいうのか、先の読めない部分を抱えているように感じる部分があります。それは終盤より顕著に表れるようになるのですが、それはぜひ本作を読んでみて体感してみてください。

24、ドラゴンボール 鳥山明 週刊少年ジャンプ

ドラゴンボールを探して『孫悟空』と『ブルマ』が旅をする、王道冒険アクション漫画。週刊少年ジャンプの黄金時代の中心をになった作品であり、ジャンプの象徴ともいえる作品。

25、バガボンド

宮本武蔵が主人公の時代漫画。原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』。井上雄彦によりアレンジが加えられており、武蔵の葛藤や思考など、精神世界へ踏み込んで表現されるシーンが多くなっている。

26、ドラゴンクエスト ダイの大冒険

影の主人公として『ポップ』を推したい。とてもヘタレで、ピンチに弱くすぐ逃げる。それでいて情に厚く最後の最後で根性を見せる。そんな人間臭いキャラクターとして描かれたポップは、強靭な精神だらけのキャラクターの中にあって、非常に親しみのあるキャラクターとして描かれています。

27、メジャー

週刊少年サンデーを代表する野球漫画。主人公『茂野吾郎』の少年時代から始まり、メジャーリーガーで活躍するまでを描いた大作。

28、ナルト

うずまきナルトが火影という里のトップを目指すストーリー。

29、バチバチ

作者急逝のためシリーズは未完となっておりますが、あえてここに入れさせてください。
永遠に完結しないとわかっていても、面白いものは面白い。
それが『バチバチ』です。
相撲漫画になります。
不良少年だった主人公『鮫島鯉太郎』が、不遇の死を遂げた父の元大関・火竜のいた角界に旋風を巻き起こす、大相撲バトル漫画。それが『バチバチ』です。
まず、迫力がすごい。相撲の取組シーンの圧倒的な迫力と熱量。圧倒されます。
次にキャラクター。鯉太郎はもちろん、同部屋の先輩や同期のライバル。特に同期のライバルはそれぞれ色々抱えていたりと、個性的な面々が揃っています。
そんなライバルたちとの激熱な相撲バトルをご一読ください。

30、めぐみの大吾

消防士をテーマにした漫画。

子供のころ巻き込まれた火事から助けてくれた消防士にあこがれて、消防士になった『大吾』の成長物語。最初は失敗など挫折をすることもあったが、消防署の仲間や同期のライバルと切磋琢磨しながら、成長していく。

消防士の仕事内容が分かるとともに、現場の厳しさや仲間の頼もしさなども分かり、職業漫画として面白さが堪能できる。

31、修羅の門

総合格闘技の格闘漫画。中心競技は空手だが、途中ボクシング編があったりする。最終的には総合格闘技(各ジャンルから出場者がいるため異種格闘技ともいえる)となる。

32、刃牙

格闘技バトル漫画のレジェンド作品の一つ。その筋肉の表現は、もはや筋肉ギャグマンガとも言われるほどオリジナリティにあふれている。

33、ムシブギョー

独特の絵柄と、迫力のある構図が魅力。

<あらすじ>
江戸を舞台に『蟲』と呼ばれる巨大蟲を退治する少年の物語。時は江戸時代、蟲退治の新しい奉行所が誕生。その名は「新・中町奉行所」、別の名を…「蟲(ムシ)奉行所」!個性溢れる蟲奉行所のメンバーは、それぞれ特殊能力を持ったスペシャリスト!主人公の田舎侍の仁兵衛は、一心不乱にお役目に邁進する!!

34、史上最強の弟子ケンイチ

★格闘、総合格闘技

35、高校鉄拳伝タフ

★格闘、総合格闘技

 

36、ああ女神さま 藤島康介 アフターヌーン(講談社)

★日常、ラブコメ、バイク

 

37、ヘルシング

★バイオレンス、ガンアクション、吸血鬼

超絶骨太のアクション作品。吸血鬼アーカードと

38、無限の住人 沙村広明 アフターヌーン(講談社)

★バイオレンス、剣戟アクション、江戸時代

不老不死になってしまったサムライの万次。両親を殺された少女『凛』の依頼を受け、仇討のため両親を殺した剣客集団『逸刀流』との戦いに挑む。

39、ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦 週刊少年ジャンプ(集英社)

★アクション

40、シャカリキ 曾田正人 週刊少年チャンピオン(秋田書店)

★スポーツ、自転車

坂を自転車で登る魅力に取りつかれた自転車バカ『野々村てる』の物語。

41、ドラゴンクエスト ロトの紋章 藤原カムイ 月刊ガンガン

★アクション

ドラゴンクエストを題材としたオリジナルストーリー。魔法や武器、モンスターなどの設定の一部は、ゲームのドラゴンクエストをベースにしているが、ストーリーは漫画オリジナルとなる。そのためゲームをプレイしたことがある人はもちろん、ゲームを知らない人も楽しめる内容となっている。

42、南国少年パプワくん 柴田亜美 月刊ガンガン

★ギャグ、アクション

注意:この漫画は決して電車など人前で読まないでください。

ベタベタなギャグから、シュールなギャグまで詰まったギャグの宝石箱的漫画。キャラクターも独特なキャラが多く、また非常にクセが強い。

後半少しシリアルになってしまうのが、いたしかたないとはいえ少し残念。

43、鋼の錬金術師 荒川弘 月刊ガンガン

★アクション、ファンタジー

錬金術師の兄弟の物語。キーワードを少し紹介すると、母親の死、等価交換、禁忌、賢者の石、ホムンクルスなどなど。漫画としての設定や面白さもありつつ、人種差別や大量虐殺など現実社会の問題としてもいまだに存在している課題も内包している作品である。

44、シュート 大島司 週刊少年マガジン(講談社)

★スポーツ、サッカー

『個人技をいかすサッカー』をコンセプトに天才プレーヤー久保嘉晴らによって創設された掛川高校サッカー部。そこへ入学してきた、田仲俊彦、平松和広、白石健二の3人。全国大会優勝を目指して掛川高校サッカー部の戦いが今始まる。

45、あさひなぐ

★スポーツ、薙刀

女子高生、青春なぎなた物語!
主人公『東島旭』は入学した高校、二ツ坂高校で薙刀部に入部する。
あこがれの先輩『宮路真春』、同級生で剣道経験者の『八十村将子』、長身の『紺野さくら』などと共に部活に励むスポーツ漫画。
話の内容としては、結構スポ根的な部分があり、初心者が特訓により徐々に強くなってく当りは、少年漫画のそれである。
ただ、青年誌での連載で、且つ女性作者ということもあり、キャラクターの心理描写や内面の葛藤などの表現は、小年漫画よりも多くなっている。
また、才能が豊と表現される選手はいるものの、特別な天才が登場するわけではない。
主人公の『旭』も人よりも度胸があるなど、強味となる部分はあるものの、スポーツの才能が特別あるというキャラクターではない。試合に負ける時もあるし、練習についていけない時もある。それでも『強くなりたい』という想いと、努力で強くなっていく様は胸が熱くなります。

46、のだめカンタービレ 二ノ宮知子

★音楽、ギャグ

ギャグ要素満載!音大生の青春群像劇。とにかくギャグ要素のクオリティーが高い。音大生の日常が物語の中心なので、突飛なアクションなありえない造形のモンスターなどは登場しない。しかし、リアルな日常がベースがゆえに、クスッと笑えるものから、笑いをこらえるのが大変なものまで、多くの笑いの要素が詰め込まれている。

<あらすじ>
天才的なピアノの才能がありながら、ずぼらな性格の『のだめ』こと野田恵。

47、ファイブスター物語 永野護 月刊ニュータイプ

★SF、ロボット、ファンタジー、アクション

正直最初の年表と登場人物紹介に度肝を抜かれる。

48、AKIRA 大友克洋 ヤングマガジン(講談社)

★SF、近未来、アクション

まず見ていただきたいのが、その緻密な絵。リアリティーを追求した情景描写は驚愕の一言。近未来SF漫画の金字塔。

49、ジオブリーダーズ 伊藤明弘 アワーズ

★アクション

50、特攻の拓

★ヤンキー

51、鬼滅の刃 吾峠呼世晴 週刊少年ジャンプ(集英社)

★剣戟アクション

52、火ノ丸相撲

★スポーツ、相撲

53、トリコ

★アクション、グルメ

54、ヒカルの碁

★囲碁

55、ドリフターズ 平野耕太 アワーズ

★アクション、異世界ファンタジー

56、ラブひな

★ラブコメ

57、金田一少年の事件簿

★推理、ミステリー

58、ゲットバカーズ

★アクション

59、サイコメトラーエイジ

★ミステリー、サイコサスペンス

60、サムライディーパー キョウ

★剣戟アクション

61、焼きたてジャパン

★料理、パン、グルメ

62、犬夜叉 高橋留美子 週刊少年サンデー(小学館)

★アクション、ファンタジー

63、らんま1/2 高橋留美子 週刊少年サンデー(小学館)

★アクション、ラブコメ

64、H2(エイチツー)

★スポーツ、野球、青春

65、金色のガッシュ

★アクション

66、ARMS

★アクション

67、スプリガン

★アクション、オーパーツ

68、マスターキートン 浦沢直樹

★ヒューマン、ミステリー、歴史

69、岳

★登山、ヒューマン

70、ボーイズ・オン・ザ・ラン

71、HAPPY 浦沢直樹

★スポーツ、テニス

72、YAWARA 浦沢直樹

★スポーツ、柔道

73、烈火の炎

★アクション

74、名探偵コナン 青山剛昌 週刊少年サンデー(小学館)

★推理、ミステリー

75、モンキーターン

★スポーツ、ボートレース

76、バサラ

★アクション、恋愛

77、シグルイ

★剣戟アクション

南條範夫の時代小説『駿河城御前試合』の第一話「無明逆流れ」をベースに、大幅なアレンジが加えられ出来上がったのが本作。緻密で迫力のある戦闘シーンなどが魅力だが、表現が過激であるため、きわどい描写が苦手な方には不向きかも?

78、YAIBA 青山剛昌 週刊少年サンデー(小学館)

★剣戟アクション

名探偵コナンで知られている青山剛昌先生の、剣戟アクション作。序盤逆要素強めだが、終盤はアクション性が強くなっていて、程よい緊張感で読み進めることが出来る。

79、とめはね

★書道、青春

80、サンクチュアリ

★社会派、ヤクザ、政治家

81、新宿スワン

★裏社会、スカウト

82、イニシャルD

★峠、公道ドライブバトル、走り屋、自動車

83、湾岸ミッドナイト

★首都高、公道ドライブバトル、走り屋、自動車

84、少女ファイト

★スポーツ、バレーボール

85、ガンスリンガーガール

★ガンアクション、少女、裏社会

86、僕だけがいない街

★ミステリー、タイムリープ

87、沈黙の艦隊

★潜水艦、政治

88、ジパング

★自衛隊、政治

89、ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

★医療

90、殺し屋1

★バイオレンス、殺し屋、裏社会

91、ピアノの森

★音楽

92、花田少年史

★ヒューマン、幽霊

93、寄生獣

★アクション、ヒューマン

94、フラジャイル

★医療

95、宇宙兄弟

★宇宙

96、善悪の屑

★バイオレンス、犯罪、社会派、裏社会

 

97、外道の歌

★バイオレンス、犯罪、社会派、裏社会

98、ベルセルク 三浦健太郎 ヤングアニマル(白泉社)

★アクション、ダークファンタジー

中世ヨーロッパをベースとしたファンタジー作品。ファンタジーのため作中には、怪物や魔術といった要素も存在するが、剣によるアクションが一番多く盛り込まれている。

前半は傭兵として戦場での戦いが、途中からは使途への復讐の戦いが描かれる。その戦いは常に死と隣り合わせの苛烈なものであった。

99、カバチタレ

★行政書士、社会派

100、プラネテス

★宇宙

101、ヴィンランドサガ

★アクション、ヴァイキング

102、サイクリーマン

★自転車、サラリーマン

103、稲中卓球部

★ギャグ

104、エリートヤンキー三郎

★ギャグ、ヤンキー

105、ろくでなしブルース

★ヤンキー、学園

106、パトレイバー

★社会派、ロボット、警察

107、87クロッカーズ

★パソコン、オーバークロック、ギャグ

108、球魂

★スポーツ、卓球

109、カイジ

★ギャンブル

110、アカギ

★麻雀

111、忘却のサチコ

★ギャグ、グルメ

112、美味しんぼ

★グルメ、ヒューマン、社会派

113、ギャラリーフェイク

★美術、ヒューマン

114、闇金ウシジマくん

★闇金、裏社会、バイオレンス

115、ハチワンダイバー

★将棋

116、月下の棋士

★将棋

117、最終兵器彼女

★SF、恋愛

118、いいひと

★ヒューマン、お仕事系

119、ショコラ

 

120、昴

121、タッチ

★スポーツ、野球

122、海猿 佐藤秀峰

★海上自衛隊、お仕事系

 

123、

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