すすめアニメ ファンタジー編 その1

アニメ

スクラップド・プリンセス

原作は富士見ファンタジア文庫から発行されている榊一郎のライトノベル。監督は増井壮一、シリーズ構成は吉田玲子が担当。2003年4月8日から10月7日までWOWOWで全24話にて放送された。

舞台設定は中世ヨーロッパ的雰囲気の王道ファンタジー。神託により「世界を滅ぼす猛毒」とされ、生まれて間もなく殺害されたことにされた(実際には逃がされていた)ヒロイン『パシフィカ』とその義兄弟(義兄『シャノン』、義姉『ラクウェル』)の逃亡の旅を描いた作品。戦闘は魔法と剣が中心で、一見よくあるファンタジーアニメかな~と思っていると、後半の怒涛の展開に圧倒されます。
「えっ、そういうことなの」という真実には、今までに受けたことがない衝撃を受けました。随所にパソコン用語の要素(設定)が入ってくるのですが、これが後々の伏線になっていたりします。

色々な魅力がある本作ですが、個人的には、終盤の展開、剣と魔法のアクション、キャラクターのかわいさ、かっこよさ、そして家族愛(兄弟愛)が大きな魅力だと思います。

ファンタジー好きな人はもちろん、普段あまり見ない人も是非見ていただきたい作品です。

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